先生、マゾマゾさせて?〜お嬢様の課外授業〜
新任教師として赴任早々に、新設された目安箱――。
これが俺が授業以外で任されているものだったのだが…。
目安箱は本来の意図と役割を大きくはずれ、ただのイタズラ投書箱となっていた。
そんなある日、目安箱の前に1人の女生徒の姿が。
一言挨拶を交わし、遠ざかっていく後ろ姿を見送ったところで、俺は目安箱の取り出し口の鍵をはずし、投書を確認した。
そこには――。
『――これを見られる方がどう思われても構いません。私の性癖をつづります。
私は、自縛癖があります。素肌を締めつけてくる縄やロープの感触がたまりません。
誰かにやられているわけではありません。私自身が縛っているのです。
あぁ、こんなこと書いて、投書して、誰かに見られて……。
考えるだけでも、エッチなお汁が漏れ出してきてしまいます。
……私、変態、ド変態なんです。』
‘それ’はあの時の女生徒、七森琴絵と出会ってから続いていた。
そして今日、おそらく俺にあてただろう投書が見つかった。
『――今日は昨日と同じトイレ、1階にある男子トイレでこれからしようと思います。
先生、わたし今、濡れているんです。ぐっしょりと……。
我慢、できないです。ねぇ……、先生。』
やがて俺はそのトイレに辿り着いた。そこには――。
「ん……、先生ぇ…………お待ち、していました……」
Powered by FANZA Webサービス