魔女と聖女と祝福の母乳 -2-
心優しい尼僧が森に棲む魔女を教会に勧誘した結果、貧民のためにその身を捧げる幸せな牝牛にされる話。の、続き。
文字数は約12,000文字。
「教会のお偉方に、あなたは正真正銘の清らかな聖女だと太鼓判を押させたら、適当なところで大衆の前で明かしてやりなさい。本当のあなたが、どんなにいやらしい牝なのかをね」
そう言って、魔女は淫らに微笑んで見せた。
「ああ……!」
イズリナはぞくりとして身を震わせる。
「みなさまに、私が牝牛だと知られてしまうのですね……」
「そうよ。それで、以前のあなたが守ろうとしていた教会の権威は地に堕ちる。その時こそ、あなたは完全な魔女の牝牛になれるわ」
魔女の言葉を聞きながら、イズリナは熱に浮かされたような表情を浮かべていた。
タイトル画像および挿絵(2枚)に、AI生成画像の加工品を使用しています。
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