貴重な血筋の魔道士様が、文明の利器に屈服して、搾精されまくる話
【登場人物】
エルメイ
怜悧な頭脳の持ち主で、自然魔術の分野において傑出した才人。
保守的で外国との関係を避けがちな魔道士には珍しく、社交的な性格をしており、
諸外国への接遇、経済的交渉を一手に担っている。
マシュ
市井の鉄細工師という不確かな出自からわずか数年で官吏の地位まで上り詰めた謎多き非凡の徒。
飄々とした言動とは裏腹に総じてさわやかで涼しげな面差しではあるが、どこか得たいのしれぬ翳が感じられる人物。
宰相
国務を総理する役人。
国の趨勢を憂いている。
【内容紹介】(本文より抜粋)
「あなたの残虐性と嗜虐性は、その精神的な未○熟さに起因して――」
発言の続きを紡ごうとしたエルメイの声が、ふいにひび割れて、快美の呻きへと変貌する。
「んはああっ!」
マシュはエルメイの先端からこぼれ出していた透明な液体――腺液を筆にからませると、二対の玉をしまい込んだ袋の表面に知らざる快楽の妙を伝えた。擦っても肌を損ねることのないぬめりを帯びた滑らかな毛先は、エルメイの剛直の根本に痺れるような熱の塊を書き残す。
「ふぐぐっ――!」
エルメイは懸命に唇を結ばんとした。歯列の隙間から漏れる声ならぬ声。自らが吐き出した腺液が呼び水になり、先端の泉からは新たな透明な雫が湧き出している。新たな潤滑を得た筆先が、エルメイの肉袋の上で踊る。
「ふふ、気持ちよくない? これはね、君から噴き出した体液だよ。それを浴びて気持ちよくなるなんて、もしかして、エルメイ君ナルシスト?」
「んんんんっ――!」
【備考】
第一敲は『男性器と藤さんとボルケーノ』で有名なRuruさんが担当しました。
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