九泉呪牢
茶倉スピリチュアルサービス(通称TSS)の代表取締役・茶倉練(ちゃくられん)はイケイケバリバリの霊能者。
その本性は金にガメツイ関西弁守銭奴で、十年来の腐れ縁・烏丸理一(からすまりいち)を馬車馬の如くこき使っていた。
ある時長野県の日水村(ひみずむら)で土砂崩れが発生、村一番の旧家の後継ぎ・佐沼尚人(さぬまなおと)が死亡する。
「おきゅうさまの祟りです」
喪服の未亡人・佐沼清美(さぬまきよみ)の依頼を受けた二人は早速現地に飛ぶのだが、そこには練と因縁深い恐ろしい怪異が待ち受けていた。
理一&練が活躍する伝奇オカルトBL、「霊姦シリーズ」長編です。
R18・R18G描写有。
作者Twitterアカウント @wKoxaUr47xGeAZy
(作品の裏話や情報を更新しています)
イラスト:がく様
■登場人物■
攻:茶倉練(ちゃくら・れん)
茶倉スピリチュアルサービス(通称TSS)の代表取締役。
26歳のイケイケバリバリ霊能者。チャクラ王子の異名をとるイケメンだがその本性はドS守銭奴関西人の拝み屋の孫。〇校の同級生兼助手の理一を馬車馬の如くこき使っている。
受:烏丸理一(からすま・りいち)
26歳。茶倉の助手。ゲイ。悪霊に憑かれやすく突かれやすい霊姦体質で難儀しており、茶倉に定期的に除霊してもらえないと日常生活を送れない。ややビビリでヘタレ、真っ直ぐなお人好し。
佐沼清美(さぬま・きよみ)
日水村から来た依頼人。未亡人。
沖田(おきた)
日水村の駐在。清美に惚れている。誠実で純朴な男。
佐沼文彦(さぬま・ふみひこ)
清美の舅。村の旧家・佐沼家の現当主。認知症を患っている。
佐沼尚人(さぬま・なおと)
清美の亡夫。日水山の再開発を主導した。
藤代小百合(ふじしろ・さゆり)
佐沼家のお手伝い。
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