【創作秘話】ジナシストロン21〜取り戻せ!看板娘のスター・システム〜
gyss0383 【創作秘話】ジナシストロン21〜取り戻せ!看板娘のスター・システム〜
<ヒロカワミズキの看板娘『ジナンドロモーフ・シスターズ』 シーズン32 ‘REKINDLING SISTERS’>
「ユナイテッド・ジナシス」お家騒動でバラバラになった淀たち看板娘=「スターシステムの中の人たち」は、再起を掲げて
新作演劇『ジナシストロン21』の制作に取り掛かる。
淀ちゃん役・矢上さくら、
澄ちゃん役・鹿島未来、
月子ちゃん役・月島紗良、
花子ちゃん役・鳳楓。
そして、ノヴェル役・ノキア=ベル・ストレイジ。
サークル・スタジオ・ジナシスタの花形(スター)である5人の女優たちは、
予算も時間もない中、なんとか頑張って新作演劇の構想を練っていた。
・テーマは『逆側の視点で描いた、ギュランビト視点のジナシストロン淀』。タイトルは「ジナシストロン21」。
2021年と、「21世紀初頭によくあった〇〇21という新世紀ものリバイバル・ブームの復刻」のダブルミーミング。
・セットや小道具を極力流用することで、「ジナシストロンの逆パターン」という設定とマッチングさせ、経費を浮かす。
カオス・ワイバーンやオーバーレギオンの着ぐるみをリペイント流用した『ウル・ワイバーン』が登場。
変身シーンにバンクを多用することで、ジナシストロン淀の欠点だった「つまようじって何だったのアレ?」という指摘を克服する。
・キャラクター間の意匠チェンジ。役者はそのまま、ファンが喜ぶパラレル的な展開。
黒髪の淀ちゃん、茶髪の澄ちゃん、淀ちゃんのコスプレした月子ちゃん。
・前作で主人公の味方だったドラゴンを、逆に「主人公に敵対する存在」として置くことで、
CGの流用による経費の節約と、テーマ的な相克の両方を演出する。
・販促アイテムのソフビはすべて首から下が同一金型の流用。さらにいえばそもそも前番組のフィギュアの色変えリペイントである。
・ノヴェルはとりあえず今回も殺す。
手探りで作品をつくっていた頃のように、和気あいあいと新しい番組を模索する看板娘たち。
あるものは使い、足りないものは演技や創意工夫でカバーする。
こうやって作っていれば、いつかきっと、みんなも戻ってきてくれるから。
作り続けることこそが、看板娘の大事なことだから。
「ユナイテッド・ジナシス」で大きな傷を負った看板娘たちが、今再び「ジナンドロモーフ・シスターズ」へとリユナイトする。
やりなおしの創作、みんなが集まる『居場所』をつくるまでの、淀ちゃんたちの物語。
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Q.【買う前も買った後も気になるであろうこと】
意味が分かりません。ハイセンス過ぎます。「本編」(『ジナシストロン21』というマンガだかなんだかの内容)が入ってません。
この作品は、いったい…いったい、「何」なんですか???
A.一度失敗した看板娘たちが、ふたたび立ち上がって手を取り合うまでの『間』の話です。
こういう作品は、きっと世界の誰かに、必要とされている作品だと思います。
そして、ジナンドロモーフ・シスターズでは、まだそれをやってこなかった。だから、あらためて明言して、やった。
だから、この作品は、とても面白いと思います。そして、価値がある。作品として仕上がるに足る。今までやってこなかったことって、いちばん面白いことだと思うので。
「ユナイテッド・ジナシスからスターシステムに戻る」という制約の中、気の置ける仲間との間で、素を出しながら生き生きとする看板娘たちを楽しむ。
「ジナシストロン21」という『本編』が無くても、「こうやって創意工夫して、楽しんで演劇をつくっている」という『過程』そのものを描写した作品なのです。
劇物であり、猛毒。毒をもって、傷を癒す。
この後、「ジナシストロン21」はどのくらい成功したのでしょうか。それを妄想するのも楽しいことなのです。
描かれてない部分も、看板娘の物語なのですから。
私は、みんな戻ってくるんじゃないかと思います。
そういった、ものづくりや作品鑑賞という行為の原点に立ち返るための創作です。
この世界、本当に必要なものって、みんなも、あるいは少なくとも世界の誰かに必要なもの、って場合が多い気がするので。
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<商品仕様>
ストーリーCG集。
基本8枚。差分込み全64ページ。
画像サイズ < 4KUHD > 3840×2160 < FullHD > 1920×1080 一部変形サイズあり。
[HP]
[e-mail] sgmcomplex@gmail.com
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