「陥没ちゃん」がニップルポンプにわからされる本
【概要】
陥没乳首の証券営業ちゃんが、ニップルポンプと対決する物語。
※画像はSomaliStudio様のchara_maker.exeを利用しています。
【内容紹介(本文より抜粋)】
露わになった乳房を見て、男は下卑た笑みを浮かべる。
「陥没さんなんだね。初めて見たよ、こんな人」
怒りと悔しさ、羞恥心に私は身を震わした。
男が前屈みになり、乳首に吸いついてきくる。生暖かい湿ったものが這い回り、ざらついた表面が擦れる。
私は決して声を上げまいと、両手を固く握り締めて耐え忍んだ。
静かな空間に、男の執拗な舌使いの湿った音だけが響いていた。
やがて、男の愛撫にも変化が訪れる。
最初はただ吸ったり舐めまわすのを繰り返すだけだったのに、次第に甘噛みしたり、軽く引っ張ったりしてきたのだ。
それが妙にこそばゆくて、身体を少しばかりくねらせたりはしたかもしれなかったが、私は『かたくな』だった。
「まったく強情な乳首さんだ。まるで顔を出そうとしないじゃないか」
口を動かすことに疲れてしまったみたいで、男は荒い息を吐きながら私から距離を取った。規則的に上下する肩を見ながら、私は思わず唇の端が吊り上がるのを自覚した。一矢報いてやったという達成感があったからだ。
獲物と見定めたはずの相手からのささやかな反撃に、男は長く垂れた前髪をかき上げておいて、手近なチェストへと歩み寄っていく。下から数えて二番目の引き出しを開けると、中にあったものを無造作に取り出した。
それは一見すると、聴診器のようなでもあったが、その正体に気づいたとき、私はこの男の粘着質な情念に辟易した。
そう、いわゆるニップルポンプと呼ばれる器具である。元々は医療用の吸引機を改造したもので、空気圧によって内部の突起物を引っ張り出す仕組みになっているが、透明なプラスチックで覆われた本体の先端についているのは、卸したての絵筆を想起させるような毛束であった。
男はそれを手に取り、私の方へ向き直る。その顔には相変わらず粘っこい微笑が張り付いていたが、目だけは爛々と輝かせていた。
これから何をされるのか、想像するのは容易かった。けれども私はあえて何も言わなかったし、表情を動かしてやることもなかった。
男はそんな態度すら気に入らないらしく、憤懣やるかたないといった所作で私の隣にまで取って返すと、それを私の胸に近づける。
「玩具で遊ぼうだなんて、まるで子どもね」
私は不思議な優越感に浸りながら、目の前の下手くそな男をなじった。
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