【実験】優等生で通っている理知的な女の子がちょっと興味本位で引きこもりを演じてみる一ヶ月のお話
【ストーリー】
世が彼女に与えた平凡な毎日。
彼女は別に、この平穏に飽き飽きしてきたわけではない。
いかに優等生と言えども、高が人である。
悩み考え、時には行動する。
魔が差した、血迷った、とも言えるかもしれない。
しかし、よくある話で、
‘頭のいい人が考えること、やることは一般人の常識を超えた奇抜なものであったりする’のだ。
彼女はある日に見たニュースの話題に興味を持ち、
その好奇心旺盛な性格ゆえに、突拍子のないことを思いついたのだ。
「引きこもり、か……。逃避、拒絶、畏怖……」
「なんで引きこもるんだろう……。外に出ないと解らない情報だって沢山あるのに、
閉鎖的な空間に閉じ篭るなんて……。利益があるとは思えない」
「んぁ、いや待てよ……。もしかするともしかして……、引き篭もっている人にしか解らない
魅力的な‘ナニか’があるんじゃなかろうか……」
「よし……。善は急げだ」
「明日から……。この私は、引き篭もる!!」
さして、頭脳派優等生のとある実験がスタートするのである――
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◆声の出演
鈴谷京子 役 … 暁鞠子
母 役 … 綾奈まりあ
◆表紙イラスト
フジノ
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