スケバン柳子・十年目の真実
●●を卒業して10年目の同窓会――
話題は、当時のバカ話から、
次第にその場にいないヤツらのウワサ話へと進んだ。
「そう言えば、うちのクラスにちょっと不良っぽい女子がいたよな」
「ああ、深溝柳子」
「あいつ、いま、どうしてるのかな?」
そこに、朱美から意外な情報がもたらされた。
「深溝さんって、いま、五反田のSMクラブで女王様しているんだよ」
え? あのスケバン柳子が女王様?
それは、何とも刺激的な話だった。
しかし、柳子の女王様ぶりっていうのはどんなだろうか?
興味を持ったオレは、独り、その店に見に行ってみることにした。
そして、そこでオレが見たものは……
短編小説。本文66頁、挿し絵13枚(表紙絵除く)
Powered by FANZA Webサービス