ヤリてぇぇっっっ!!!
少子化に伴う大学受験生の減少、現役志向の高まりが逆風となり、某大手予備校が全校舎の約7割閉鎖。
将来、そんなことになるなんてまだ誰も思っていなかった時代に俺と明範は出会った。
受験も押し迫ったある日、本屋のアダルトコーナーで明範を見つけた俺は……
「おーいアッキー、何エロ本読んでんだよー」
すると明範の顔が、みるみるうちに真っ赤になり、
「……アッキー、おいっ!」
逃げるようにダッと外へ駆け出した。
これだけだとよくある話だと思うんだ。
ところが
(中略)
明範が、突然俺の体にギュッと抱きついてきやがった!
「智、ここで……してもいい?」
「…………は?」
ど う し て こ う な っ た 。
「僕だって、男だもん……ヤリたいんだ」
熱っぽい顔をした明範が俺に近付いてくる。
あーっ……どーすりゃ、いいんだよ!
飛田流初期短編作品。
400字詰原稿用紙換算約65枚。作品の一部を収録した無料体験版あり。
HTML・PDFファイル同梱。(内容はすべて同じです)
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