存在書換シリーズ:デリヘル嬢を専用ヒモ女に
人格をはじめとする人間の存在そのものを書き換える能力を手にした男子学生が、気まぐれで頼んだデリヘルを自分の虜にして逆に金を貢がせたり最後には奴●化したりする話。
文字数は約16,000文字。
「えっと……蓮斗君は●●●?」
「ええ、まあ。そんなところですね」
「初めてのご利用ですよね。60分コースで1万5千円になりますけど、大丈夫ですか?」
どうやら、こっちの年齢は問わないものの、懐具合は気になるらしい。
まあ、商売なんだから当たり前か。
「はい、そのくらいなら」
僕は、財布の中からお金を取り出した。
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「どうです。彼氏とのセックスなんて、僕とするのに比べたら、まるでお遊戯でしょう?」
その言葉に反応するように、花楓の瞳がかすかに揺れ動いた。
「またしてほしかったら、いつでも連絡をください。料金はあなたの10倍で、60分コースで15万円いただきますけどね」
もちろん、こんなことを言うのは、別にお金が欲しいからじゃない。
彼女との立場を逆転させた、征服感を味わいたいためだ。
「は……い……」
花楓は弱々しく、こくりと首肯する。
「待ってますよ。がんばってお金を貯めて、僕を買ってください」
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