死亡遊戯
【物語の背景】
ナノマシン技術が飛躍的に発展し、あらゆる病に対抗出来る力を手に入れた人類。
しかし、この体内ナノマシン技術と遺伝子工学を応用する事で、人体強化を行える事が判明し、特殊な能力を有する人間を作り出す事が可能となった。倫理的な観点から、この応用技術は早急に各国で厳しい取り締まりの対象となったが、各国の地下組織や民間軍事会社などで極秘裏に開発が進められた。
国内でこの応用技術を悪用し、特殊な能力を持った人間が生み出されているという情報を手に入れた国家安全保安省は、特殊犯罪対策課を創設し、対策に乗り出した。
某日、特殊犯罪対策課に所属するKaiは、山奥の研究施設への奇襲及び情報収集を目的とした威力偵察を命じられ、その任務が完遂されようとしていたその時、2人の【くノ一】がKaiの前に立ちはだかる・・・
【登場人物】
Kai (25歳)
国家安全保安省 特殊犯罪対策課に所属する隊員。
威力偵察を得意とし、奇襲後すぐに撤退するため単独で行動する事が多い。
いつもの通り敵陣を奇襲し、撤退しようとした所を【くノ一】に捕らえられてしまう。
ナツキ (19歳)(蠍)
サソリの能力を司る女忍者。体内の特殊なナノマシンで様々な種類の毒を調合する事ができ、
痺れ作用、媚薬作用、幻覚作用など様々な毒を生成するので、拷問や暗殺など幅広い分野で使用する。
手や足から極細の針を出し、毒を相手に注入するが、
個人的な趣向から、キスを使って毒を相手に飲ませたり、ペニスバンドを使用して毒を相手に食らわせる事もある。格闘スタイルは、キックボクシングをベースにしており、打撃攻撃を得意とする。
マユミ (19歳)(蛇)
蛇の能力を司る女忍者。体内の特殊なナノマシンによって、蛇のような柔軟性を獲得しており、
相手に巻きついて、様々な絞め技を繰り出す。特に太股を使った絞め技を得意で、相手が苦しむ表情を観察する事が大好きな生粋のサディストでもある。脚の絞め圧力は、最大で頭蓋骨にヒビを入れる事が出来る程。
ナツキと同様に毒を体内で生成する事は可能であるが、痺れ作用を持つ一種類のみである。
格闘スタイルは、柔道・ブラジリアン柔術・プロレスの寝技をベースにしている。
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