赤い冊子と白い薔薇
仕組まれた冤罪で特高警察の鬼畜拷問に掛けられる女学生たち
御品書
昭和10年代/レズ/特高警察/強●パイパン/拷問/三穴凌●/擂粉木椅子/ワイヤー木馬/有刺鉄線鞭/飢餓責/口肛連結/懸垂首吊/逆吊水責/断続感電放置
注記:微リョナ&微スカ描写があります。
粗筋
英語の臨時教員である山科ユリとレズの関係になった瀬田恵は、小さな冊子を渡される。それは当時の国内では禁制の、共産主義に関する本だった。思慕する女性からもらった冊子を捨てるに忍びなく、恵が学生鞄の底に隠して誰にも見られないようにしていた。
しかし特高警察に嗅ぎ付けられて逮捕されてしまう。女学校の制服で連行されるなど、学校の名誉にかかわるという校長の懇願で――恵は全裸よりも羞ずかしい格好で市中を引き回される。ユリの悪戯で恵は、セーラー服の下にゴム紐の褌と輪ゴムの乳バンドを着用していたのだった。
連行された先には、同じ学園の上級生が三人も捕らえられていた。破廉恥な変態下着を身に着けていた変態娘には生半可な拷問など通用しないだろうと、いっそう苛酷な拷問が始まるのだった。
特高警察に捕まった娘など雇う者はいないし、まともな結婚もできない。俺に絶対の服従を誓うなら嫁にしてやってもいいぞ。取り調べ担当官はそんなふうに持ち掛けて、先に捕まっていた三人のうち二人は篭絡されてしまう。しかし、恵の担当官は変態娘など願い下げだと突き放す。
恵をレズに引き込み禁制の書を渡した山科ユリも逮捕される。女学生と違って筋金入りのシンパと目されたユリには、恵よりも厳しい拷問が待っていた。恵も、ユリに悲鳴を聞かせるために同じ拷問に掛けられる。
父を伊太利人に持つ紗良が、日独伊三国同盟への悪影響を懸念した上層部の判断で無罪釈放されて、最後にユリと恵だけが残る。
そして……ドンデン返しと恵のマゾ堕ちで、鬼畜拷問の第一幕は終焉を迎える。
本文約17万8千文字、原稿用紙換算538枚です。
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